2023年度数学類体験学習

令和5年度  

数学類体験学習


日時 7月22日(土) 9時30分~16時20分

会場と形態 筑波大学構内にて対面で開催

講師 矢田 和善 (数理物質系 数学域 准教授)  

講演題目 データを精度良く分類してみよう

概要

近年の情報化の進展に伴い、データ解析の需要がますます高まってきております。その中でも、画像認識や医療診断などに応用されるデータの分類・判別の問題は非常に重要といえます。本体験学習では、データを精度よく分類する方法を数学的に考察したいと思います。

データの分類の問題の中で判別分析(教師あり学習)は、上の図のように各クラスからトレーニングデータを集め、それらから判別関数を構築し、その符号などを用いてクラスが未知な判別対象のデータを分類することになります。では、「どのように判別関数を作れば精度よく分類できるのか?」 この答えを参加者の皆さんと一緒に考え、数学的に最適な関数を導出したいと思います。さらに、皆さんにもPCを用いて判別分析を実行してもらい、分類の精度について考察・検証してもらいます。後半の部では、機械学習でよく使われる分類手法や高次元データであるゲノム科学データに対応した分類手法などを紹介し、最先端データ解析の一端をお見せします。


プログラム
7月22日(土)に対面にて開催

9:30 受付開始
10:00~11:30 講義と演習 「データを精度よく分類してみよう(基礎編)」 講師: 矢田 和善
11:30~13:30 昼食 昼休み (学食等にご案内します。昼食代を持参して下さい。)
13:30~15:00 講義と演習 「データを精度よく分類してみよう(発展編)」 講師: 矢田 和善
15:10~16:20 懇談会・修了セレモニー(修了証をお渡しします。)
(講義講師、世話人および筑波大学数学類在学生数名とのグループに分かれての懇談会です。)
*今後若干の変更が行われる可能性があります。
*大学内のコンピューター室を利用して体験学習を行います。参加者がPC等を準備する必要はありません。また、ソフトウェア等に関する事前知識も必要ありません。

 

高校生対象 募集人員 45名
参加費 無料

申込方法
下記ページからオンラインでお申し込み下さい。

体験学習申込フォーム

申込締切7月12日(水)
定員に満たない場合には、締切後も随時受け付けます。

参加者の決定
申し込み順に受け入れを決定します。定員を超えた場合には受け入れられないこともありますので、予めご了承ください。